どうも、アサマです。
今回のテーマは、このカード。
サカキですね。「単にダメージが+10になるんでしょ」という雑な理解だったのですが、どうもダメージ+10が乗らない場合があるってことに気づきました。
ということで今回は、ダメージ+10が乗る場合と乗らない場合について検証してみる事にします!
- 固定ダメージのケース
- 固定ダメージ&追加効果のケース
- 固定ダメージ(失敗あり)のケース
- 固定ダメージなし&追加効果ありのケース
- 固定ダメージ+●のケース
- ダメージ×●のケース
- 相手を選択するワザのダメージ
- 全体攻撃のダメージ
- 特性によるダメージ
- 特殊
- 結論
固定ダメージのケース
まず、最もシンプルな、固定ダメージのみを持つケースから見てみましょう。
とりあえず、たまたま目についた、タマタマでいきましょう(意図的やろ)
ワザ「タネばくだん」のダメージは20ですね。なお、たまたまですが(しつこい)、相手の弱点が付ける形なので、ダメージ40になりますね。
ここに、サカキを使用すると…
ワザのダメージ+10とのメッセージとともに、「▲」のアイコンが付きましたね。ちなみに、タマタマだけでなくベンチにいるポケモンにも付いてますね。
さて、ワザを使ってみましょう。
ダメージ予測の数値の時点で30▲となってますね。さて攻撃です。
タネばくだん…どん!
はい、サカキの効果は乗りましたね。ちなみにこのタイプのポケモンは多数いるため列挙はしませんが、このケースではサカキは問題なく発動する、という事になります。
固定ダメージ&追加効果のケース
さて次です。次は、ワザの下に少し小さめの文字で何か書いてあるポケモンですね。今回は、ニャースを取り上げます。
ワザを使うと、山札から1枚ドローできますね。サカキとの関係を見てみましょう。
サカキを使用して…
うん、ダメージ予測数値は上がってますね。
ということで…
ネコにこばん!
ばっちりサカキ効果を発揮しました。
で、そのあとで…
ドローしましたね!
このタイプも、かなり多く居るのでポケモン列挙は避けますが、こちらもサカキは問題なく機能しますね。
固定ダメージ(失敗あり)のケース
さて次です。次は、ワザが発動するかどうかが不安定なケース。
こちらのメェークルは、コイントスでウラが出るとワザに失敗します。
さて、どうなるか見てみましょう。
サカキを使用してみると…
うん、ダメージ予測は増加してますね。
コイントスいってみよう〜
オモテ!
さて、攻撃は…
どうだ!?
バッチリ、サカキの+10乗りましたね。
さてここで、もうひとつのパターンも見る必要があります。つまり、コインでウラが出た場合です。
場を整え直して…
整いました。いってみましょう。
コインは…
ウラ!
攻撃は…?
む、失敗してダメージが全く与えられませんでした。ここで、サカキが効果を発揮しない初めてのケースきましたね。
つまり、ワザの失敗を持つポケモンの場合、失敗する確率の分だけ、サカキが無駄になる可能性がある。という事になります。
ちなみにこのタイプのポケモンは、いま実装されている範囲だと…
メェークル、ファイヤー、アズマオウ
の3体ですね。
固定ダメージなし&追加効果ありのケース
さて次です。次は、ダメージの表記が無く、追加効果のみが存在するポケモンです。例として、キャタピーで試してみます。
キャタピーは、ダメージを与えられない代わりに山札から草タイプのポケモンを手札に加える事ができます。
いってみましょう。サカキを使ったうえで…
攻撃です。表記の時点でダメージ10になってないのでなんとなく察しはつきますが、アタックしましょう。
ともだちを…
さがすっ!
しーん…
やはり、ダメでしたね。このタイプのポケモンには、サカキは全く効果が無いという事になります。このタイプのポケモンを列挙すると…
キャタピー、ロコン、ファイヤーex、ケーシィ、カラカラ、ニドラン♀、メルタン、プテラ、プリン(プロモver)
ということで、直近に実装されたプリン(プロモver)も含めて、9体います。これらをデッキを組むなら、サカキの採用枚数は考えた方がいいかもしれないですね。
固定ダメージ+●のケース
続いてはこちら。固定のダメージに加えて、変動性のあるダメージが乗るケースです。
ナッシーexを例に持ってきました。
ダメージ表記の時点で「40+」となっているのが特徴的ですね。この「+」の表記がなされているものが、今回の確認対象です。
ナッシーexの場合は、コイントスでオモテが出たらさらにダメージが40追加になる仕様ですね。
さて、サカキを使って…
いってみましょう。
コインは…
オモテ!
ということで…
攻撃じゃ〜!
はい、90ダメージ。ばっちりサカキ乗ってますね!
次に、コインがウラだった場合、つまり、ダメージ40のみの場合を見てみましょう。ワザが失敗するタイプのポケモンは、失敗するとサカキの意味が無くなってしまっていましたが、こちらはどうですかねー。
今回はたまたま相手の弱点をつけるので、コインウラでもダメージは60ですね。
さていってみましょう。
コインは…
ウラ!
いくぜ!
トロピカルスイングっ!
どうだ!?
お、70って事はサカキダメージ乗りましたね!
つまり、ダメージ+のタイプのポケモンに関しては、サカキは安心して使えるという事になります。
ちなみに、このタイプのポケモンは以下のとおり。
ナッシー、ナッシーex、キングラー、カメックス、カメックスex、ラプラス、ハギギシリ、エレブー、エレザード、フーディン、ルージュラ、オコリザル、ニドクイン、ベトベトン
めっちゃいますね。14体です。まぁ、サカキは問題なく発動するタイプなので、あくまで参考って感じのリストですね。
ダメージ×●のケース
次に、ダメージが掛け算になってるタイプです。
例は、カイロスです。
コイントス2回で、オモテの数×50のダメージを与える事ができます。キマればかなりエグいですね。
ちなみに今回のカイロスは相手の弱点をつけます。
サカキを使って…
いきましょう。
コイン…トス!
ウラ&オモテ!
ということで、ダメージは相手の弱点込みで70。
さて…どうだ!?
お、乗りましたね。ダメージは80でした。
次に、コインがウラウラのパターンも見てみましょう。
コイントスして…
ウラウラ!
ダメージは…どうだっ!?
0!
0+10=10になりそうなもんですが、このダメージは0なんですねー。実は、このケースをきっかけにこの記事を書こうと思ったんですよね、はい。
つまり、「ダメージ×」の表記を持つポケモンは、ダメージが発生しない場合にサカキの効果は発揮されないってことですね。
このタイプのポケモンは以下です。
カイロス、ピカチュウex、サンダース、サンダーex、ゴルーグ、ガラガラex、ベロリンガ、ガルーラ、チラチーノ
これらのポケモンを使用する際は、サカキとの相性にご注意を…。まぁ、ピカチュウexあたりはダメージ0って事はないので、実質影響無いとも言えますが。
相手を選択するワザのダメージ
続いて、相手を選択するワザですね。今回は、ゼブライカで見てみましょう。
ワザの右側にダメージの記載が無いのでサカキは効果ないかなー、と思いますが、見てみましょう。
サンダーアローのダメージは30。効果があるなら40になりますね。
対象は…
とりあえずバトル場のチュリネにしますかね。
いくぜ…
サンダーアロー!
お、40になった!これは意外でした。サカキ効果発揮しましたね。ここで改めてサカキのテキストを見てみると…
「相手のバトルポケモンへのダメージを」とありますね。逆にいうとベンチを対象にするとダメなのでは?
やってみましょう。
サンダーアローで狙い撃つのは…
ベンチにいる方のコアルヒーにしましょう。
いくぜ、サンダーアロー!
どん!
30!って事で、サカキは効果を発揮しませんでしたね!ちなみに、弱点をついてもいるんですが、ベンチポケモンの弱点はつけない事もついでに分かりました。
このタイプを使う場合は、ベンチポケモンにサカキの効果がないことに注意が必要ですかねー。
ちなみにこのタイプは現時点で…
シードラ、ゼブライカ、サワムラー、カイリュー
です。厳密には、上のゼブライカとシードラは取れる対象は同じなのですが、サワムラーはベンチのみが対象のためサカキの効果を受けられず、カイリューはランダムに対象が4回選ばれるため、たまたまバトルポケモンに刺さらない限り効果はありません。このあたりの特徴は理解して使いたいですね。
全体攻撃のダメージ
続いては、全体攻撃について見てみましょう。全体攻撃…とたいそうな名前を勝手に付けましたが、今のところフリーザーexだけですね。
この「ふぶき」ってやつです。バトル場のポケモンにダメージを与えつつ、ベンチにいるポケモンにもダメージを与えるというやつです。
サカキを使って…
さて、いってみよう〜
ふぶき…
どん!
ばしゃーん!
とりあえずバトル場のポケモンへのダメージは+10されましたね。しかし、ベンチポケモンへのダメージは10のままで増加してません。さきほどと同じ理屈ですかね。まぁ、ここでベンチポケモンへのダメージも+10されて20になったりしたら、ただでさえ猛威を奮ってるフリーザーexが、さらに手がつけられない状態になってしまいますもんね。ひとまず安心。
特性によるダメージ
最後に、特性によるダメージです。所持しているのはゲッコウガのみですね。
サカキを使って…
いってみましょう。ゲッコウガの特性は、指定したポケモンに20ダメージを与えるというもの。
とりあえず使ってみましょうかね。
みずしゅりけん!
どん!
うん、20ですね。そもそもサカキが対象としているのはワザなので、特性には効果ありません(なぜ検証したのか)
念のため、ワザも使ってみましょう。
必殺…
かすみぎりっ!
はい、サカキ乗りましたね。順当に。
特殊
念のため例外としてメタモンを上げておきます。
メタモンは、指定した相手のワザをコピーするというユニークな性能をしていますが、サカキが効果を発揮するかどうかは、コピーしたワザによる、って事になります。これまでに見てきた「サカキの効果が無い/薄い」ワザをコピーする場合は注意が必要ですかねー。
結論
ということで、長々と見てきましたが、シンプルな結論になりました。すなわち以下の2点。
・結果のワザダメージが0だとサカキは発動しない
・ベンチポケモンへのワザのダメージにサカキは適用されない
1点目は、ダメージ×のポケモンや追加効果のみのポケモンが該当し、2点目は、相手を選択するワザや全体攻撃が該当しますね。
これらを踏まえて、うまくサカキを使いこなしていきたいですね。
以上、サカキに関する検証でした!
ではまた。