どうも、アサマです。
今回もデッキ構築やっていきます。今回の中心カードは…
プテラです!
使ってみて分かったんですが、癖は強いものの、デッキを考える際の採用候補として考えていいんじゃないかと思っています。
ということで、見てみましょう!
カード性能
まずは、カード性能を見てみましょう。
1進化、HP100、2エネワザ持ちですね。
ワザの「げんしのはばたき」は、ダメージは0ですが、50%の確率でバトル場の相手を山札に戻すことができます。相手が、極端にポケモンの少ないフリーザーex単体デッキのようなものであればゲームを決めるカードにもなり得ますが、基本的にはベンチから別のポケモンが上がってくる形になるので、最後のトドメになる事は少ないです。しかも、山札に戻したカードは、進化している場合には進化前のポケモンもセットで山札に戻ります。消滅するわけではないので、終盤だとせっかく山札に飛ばしてもすぐに引かれてまた場にセットされる…ってことになります。得意なのは遅延行為ですね。進化とエネルギーを注ぎ込んだ相手を山札に戻すことができれば、相手のかなりのターン数を巻き戻す事ができます。こちらが遅れてる場合に追いつく手段として採用するのが良いと思います。
ただ1点、ほかのポケモンに比べてハンデがあるのが、進化前がグッズのひみつのコハクだと言う点です。
オムスターの時にも書きましたが、このカードはモンスターボールのサーチに掛からないので、自力で引いてくる必要があります。
デッキで活用する場合の考え方は2つで、
①プテラの完成にこだわらない
②ドローサポートをできるだけ入れて完成を目指す
ですが、②はあまり本質的ではないと思います。実際、②のデッキも組んでみましたが、確かにプテラ登場はある程度安定したものの、プテラが連戦しても決定打になりませんでした。そうこうしているうちに削られて撃沈…という感じ。
①の考え方でいけば、プテラの引きが悪い場合、相棒のポケモンが完成に近い状態とも言えます。プテラは、序盤〜中盤〜終盤のすべてにわたって活躍できるポケモンなので、引きが悪くて完成が終盤になっても間に合う公算が高いです。
とまぁ、カードとしてはこんな感じですかね。無色なので様々なデッキに組み入れる事ができるのもいいですね。
デッキ構成
さて、そんなプテラ。デッキ組んでみました。こんな感じです…どん!
カラカラ×2、ガラガラex×2、カモネギ×2、プテラ×2、きずぐすり×2、スピーダー×1、モンスターボール×2、レッドカード×1、ひみつのコハク×2、博士の研究×2、ナツメ×2
プテラとガラガラexの確率コンビですね。両者ともワザエネ2、にげエネ1なので、回してみた感じ、スピーダーはほぼ不要です。一応1枚入れてますが、外してサカキ1枚入れてもいいかもしれません。カモネギは唯一の確定ダメージ枠。初手にあれば序盤の活躍は見込めますが、なければトドメを刺しにいくカードになります。こちらもエネが軽いカードになっています。
使い方
初手がカラカラなら、ワザでお茶を濁しつつ凌いてガラガラexに進化して場を荒らしまくります。初手カモネギなら、とにかく削れるだけ削ります。最悪、やられることも視野に入れつつ立ち回ります。
コハクが手札にきたら、基本的に置いていきますが、プテラを2体並べてもあまり戦略の幅が広がらないため、2つ目を引いた場合、いったんコハクまでにとどめておきます。1体目がやられた時や、状況的にプテラ2体出さざるを得ない場合は出しますが、カモネギやガラガラexの枠が欲しい場合はトラッシュも視野です。コハク状態の唯一と言ってもいいメリットは、自操作でトラッシュできることです。うまく使いたいですね。
中盤以降、ガラガラexやプテラが完成したら、うまくスイッチしながら立ち回ります。確率とランデブーする、おもしろい展開が繰り広げられます。相手の場が完成していたとしても逆転の目があるので、諦めずに最後まで戦いましょう。
個人的にこのデッキの大きな魅力のひとつは、相手がほぼ降参しないという点。ガラガラexもプテラも強力ですが、失敗すると相手は無傷です。気持ちよく勝ち切って終わりたい場合にはうってつけと言えますね!(なお需要は不明)
実戦
さて実戦です。
よろしくお願いします〜
こちらは後攻ですね。
初期手札は…
なかなか強いですね。カラカラとガラガラexがあります。カラカラ2体置いておきましょう。
さて、相手のデッキは…
きましたね、ミュウツーex!
ということで…
バトルスタート!
まずは相手のターン。
切ってきたのは…
博士ですね。
そして…
ミュウツーexの2枚目をベンチに配置。
ちなみにミュウツーexのイマーシブ、私3枚持ってるんですが、どなたかトレードしませんか?(バトルと一切関係なし)
で、ターン終了ですね。
さて、こちらのターンです。
ドローは…
ナツメですね。いま打っても全く意味ないやつですが、2枚入れなので遅延目的で積極的に使っていきたいです。
で、まずは挨拶がわりに…
レッドカード使用。博士使用直後で手札5枚なら打たない選択肢はありません。まぁ、ラルトスは手札にないっぽいので、レッドカードで「ラルトス引けてラッキー」ってなってる可能性も高いですが、まだ山札が多い今が効果的なタイミングなのは間違いありません。
そして、博士使用。
ドローは…
コハクきましたね。
もう一枚は…
きずぐすりですね。
ちなみにレッドカードを博士より先に打ったのは、博士で引いたカード見てからレッドカード打ったと思われて無用に警戒されるのがイヤだったからです。こちらとしてはどのみちレッドカードは打つタイミングなので、考えなしに打ったという正しい情報を伝えたかったです。
さて、コハク引いたのでさっそく置きましょう。
エネは…
当然カラカラへ。この手札はガラガラex最短コースなので、強敵ミュウツーexが相手であっても負けはしません。…確率に愛されれば(重要)
で、意味はないですが、カラカラのワザ使います。
カラカラは、次の相手のワザダメージを-20する効果がありますね。
うりゃー
どん!
まぁ、どう転んでも、次のターンにミュウツーexから攻撃を受ける事は無いはずなんですが(汗)
さて、相手のターン。
ラルトスがベンチにきましたねー。まぁ仕方ないでしょう。そして…
モンスターボール。
ラルトスもう一体きましたね。これはガチなヤツですね。
エネは…
当然バトル場のミュウツーexへ。
で、ワザの使用は無く…
こちらのターンです。
ドローは…
プテラきましたねー。
まずは、カラカラを進化させましょう。
えい!
さらに、コハクも進化。
どん!
エネルギーをガラガラexにつけて…
そのまま攻撃してもいいんですが、ラルトスを一枚削ってポイントにしておきたいですね。ミュウツーex撃破でエンドのシナリオでいきたいと思います。
まぁ、ラルトスすら倒せる確率は75%なので倒せないこともありますが、ミュウツーexだと倒せる確率は25%です。まぁ、ミュウツーexを削れるというのも大きな成果ではありますが、ここはポイントを取りにいくと言うことで…
ナツメ使用。
出てきたのは…
おっと、ベンチのミュウツーexが出てきましたね。まぁ、ミュウツーexのにげエネは2なので、これはこれで遅延に成功したと言えるのでいいでしょう。
さて、いきましょう。
ホネブーメランっ!
さぁ、抽選です。
コイン…トスっ!
ウラウラ(涙)
これがガラガラex最大の難点ですね。愛すべき特徴とも言えます。
しゅいーん。
ドカーン!
派手なエフェクト出ましたが、ダメージは0です(ふむ)
さて、相手のターンです。
エネ振りどうきますかねー
お、ベンチのミュウツーexに2エネ目を付けましたね。バトル場のミュウツーexを豪快に捨てる策ですかね。遠慮なく全力で2ポイント取りに行きましょう。
さて、ドローは…
コハクですね。
とりあえず置きます。邪魔になったらトラッシュしますかね。
エネは…
プテラにつけます。
そして再び…
ホネブーメラン!
ここでオモテ×2ならかなり勝ちに近づきます。次のターンはまだサイコドライブ間に合わないですからね。
さぁ、2回目の挑戦は…
オモテウラ!
ということで…ホネブーメランっ!
どかん!
80ダメですねー。
残念ながら、相打ちになりそうな流れですが、長期戦はこちらに不利なので攻めましょう。
さて、相手のターンです。
キルリアに進化しましたねー。いよいよ相手の場は完成に近いですね。エネは…
当然ベンチのミュウツーexへ。これで3エネつきましたね。サイコドライブ待ったなしです。
ここで…
ナツメ打たれましたねー
ここは、コハク前に出してトラッシュが正解だと思うんですが…
プテラ出しちゃいました。明らかにプレミですね。
しかし、相手がエネを出す前にナツメ打ってたらこの選択肢も間違いではありません。バトル場のミュウツーexにエネ手張りした上でスピーダーでベンチのミュウツーexと入れ替えれば「ねんどうだん」は打てます。つまり、相手もプレミしてこちらもプレミしたって事で、まぁよしとしましょう(いいのか?)
さて、こちらのターンです。
スピーダー引きましたね。スピーダーはあまりいらないって言いましたが、せっかくなので有効活用しましょう。
エネを…
予備軍のカラカラへ。そして…
スピーダー使用。
ガラガラex再登場です。
さぁ、相手にスピーダー×2が無い限り、猶予は今回含めて2ターン。できればここで決めたいですね。
コイン…トス!
よし、当たった!
ホネブーメランっ!
どかん!
撃破っ!
2ポイントゲット〜
当然バトル場には…
満を辞してエネルギーが充填されたミュウツーexきましたねー
さて、相手のターン。
ここで…
サーナイト完成!
このデッキでなければ希望が絶望に変わる瞬間ですが、こんな状況にも負けないのがこのデッキのいいところです。
手張りのエネと…
サーナイトのトランスシェイドでエネがついて…
ミュウツーexは5エネ。
繰り出されるのは…
サイコドライブっ!
ガラガラex…
お疲れさまでした!
さぁ、盛り上がって参りました。
バトル場へは…
プテラっ!
こちらのターンです。
ドローは…
ナツメきましたね。ここはまだ打ち時ではありません。
エネは…
プテラへ。
さぁ、ミュウツーexには家にお帰りいただきましょう。
ゆけ!げんしのはばたき!
うりゃー
さて、ここでウラなら負け確定です。
乗るか反るかの…大勝負だ!
オモテ!!
ということで…
ミュウツーexは山札へ!
バトル場には…
サーナイトきましたねー。
さて、相手のターンです。
ベンチのラルトスが…
キルリアに!
そしてエネは…
サーナイトへ。さらに…
トランスシェイドで自分にエネを。
ターン終了です。
さて、ミュウツーexは気合いで追い返したものの、現状こちらにダメージを与える手段がありません。こうなると、プテラが外れると負けという状況になりますね。ただ、残り枚数も少なくなってきましたし、博士も1枚まだ山札なので、希望を託しましょう。
ガラガラex引きに!
で、引いたのは…
ガラガラex!!(ご都合展開)
さぁ、使いどころはここでしょう。ナツメ!
キルリアこいやー
そして、バトル場を入れ替えて…
カラカラ登場。
エネを振ってから…
ガラガラexに進化っ!
さぁ、キルリアのHPは80です。
オモテ1枚で勝ち。倒せる確率は75%ですね。
いきましょう。
オモテ…こいっ!
…きました。
ホネブーメランっ!!
どん!
撃破じゃ〜
ということで…
勝利っ!
ということで
どうでしょうか、割と実戦でも使える感じは伝わったでしょうか。ちなみに「ガラガラexが強いだけじゃね?」というツッコミは…耳を塞ぐことにします(逃)
ともあれ、思ったより強さを実感できるので、持ってる方は一度使ってみることをおすすめします(^ ^)
ではまた!